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キュアルージュVSモエルンバ

「情熱の赤い炎、キュアルージュ!」
「ん~、なかなかいい名前だ。オレの名前はモエルンバ。よろしくセニョリータ、チャチャチャ」
 モエルンバはポーズを決めながら人差し指をたて、それを左右にふる。
「また、変なのが……」
「さあ、遠慮はいらない。どこからでもかかってきな、チャチャチャ」
「そう。じゃあ、遠慮なく!」
 ルージュは走り出し、そのまま勢いを乗せて右手でストレートパンチを繰り出す。対するモエルンバはルージュの腕を押すことによって、それを受け流し、そのままルージュと交差する。
「んん~、中々情熱的なパンチだ」
「そりゃ、どうも」
 ルージュは流れるような動きで、軽く前に跳躍し、空中で向きを180度かえ、着地と同時に身をかがめて蹴りを放つ。
 そこからはすさまじい速度で、二人の脚と腕が交差する。

「こいつはどうかな」
 モエルンバは一旦後方に下がると、両手の指をパチンとならした。途端、左右から円を描くように炎が放たれる。
「はっ!」
 ルージュはそれを高くジャンプすることによってかわし、頂点に来た所でモエルンバ目掛けて炎の塊を手から放出する。
「プリキュア、ルージュファイヤー!」
 炎はモエルンバに直撃するが、モエルンバは技をくらっても平然と立っていた。
「この程度の炎じゃオレは倒せないぜ、セニョリータ」
 モエルンバの腕から、炎のムチが作られ、ルージュへと迫る。上空にいるため思うように身動きが取れないルージュは避けることができなかった。ムチはルージュの体を締め付け、勢いよく地面へと叩きつる。
 小さくうめき声を上げるルージュ。
「大人しく、太陽の泉の……じゃなかった、ドリームコレットを渡してくれればこれ以上ひどいことはしないぜ」
 モエルンバは彼独特の美意識に基づいたポーズをとりながら、余裕の表情で言い放つ。
「あんたもドリームコレットが目的なの?」
「さあな。オレは取って来いって言われただけぜ、チャッチャッチャ」
「そう。でも、残念ね。あんたにドリームコレットは渡せないわ」
「まあいい。あんたを倒して、無理にでも貰っていくぜ。持ってなければ、他のやつに聞くまでだ」
「のぞみ達のところには行かせない!」
(もしかしたら、みんなも戦ってるんじゃ。そうと決まれば、こんな所でぐずぐずしてるわけには行かない!)
 ルージュは立ち上がり、素早く構える。
「プリキュア、ファイアーストライク!」
 巨大な炎の玉がルージュの脚から放たれる。
「無駄だ。さっきも言ったろ、その程度の炎じゃオレを倒せないぜ、セニョリータ」
「はぁぁぁぁぁぁ!」
 だが、ルージュは構わず蹴り放つ。それも、一発ではなく、二発、三発と連続で合計五つもの炎球を打ち出す。
「うぉ」
 炎で身を焼かれることはなかったが、連続で迫る衝撃がモエルンバに襲い掛かる。そして、衝撃に耐え切ることができず、五発目の球によってついに体を吹き飛ばされる。
「どうだ!」
 大技を決めた疲労により、肩で息をしながらもルージュは小さくガッツポーズをとる。
 モエルンバは体に大きなダメージを負いながらも立ち上がり、
「くぅ、ここは引き分けにしておくぜ、アディオス!」
 そのまま地面へともぐっていく。
「あ、こら、ちょっと!待ちなさ~い」
 ルージュは急いで駆け寄る。
 モエルンバは完全に沈んでしまっていたが、その場に大きな穴ができていた。覗き込んでみるが、真っ暗で先は全く見えない。
 ルージュはほんの一瞬だけ迷ったが、ここで追いかければ皆の危険を減らせるとすぐに判断し、穴に飛び込む覚悟を決めた。
「どうせ、皆と会うために先に進まなきゃいけないしね」
 やれやれとため息を付いた後、ルージュはその身を投げ出した。


(ルージュ&ミント VS モエルンバ&カレハーン に続く)

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