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ロードス島戦記・英雄の仲間達6 (二次創作)

 数日後。事件は無事に解決した。誘拐された子供達は家へと帰され、危険な杖は魔術師ギルドの奥底へと封印された。
 一行はランクスが魔術師ギルドから出てくるのを遠くから見守っていた。
「何とか、丸く収まりましたねぇ」
「そうね。これも全部ウッドのお陰ね」
 ディードリッドが微笑みながらそう言うと、ウッドは顔を背けて、
「へっ。よしてくれ」
 と答えた。
 あの時の会話はディードリッドの精霊魔法によって、全員に聞かれていた。ランクスは気がつかなかったようだが、説得を失敗したらすぐに捕らえるつもりだったのだ。もちろん、ウッドはそれを承知していた。
「あの人も上手く立ち直れるといいのですが」
 スレインが心配そうに、遠ざかるランクスの背中を見つめる。
「たぶん大丈夫よ。似たような人がここにもいるじゃない」
 ウッドはディードリッドから顔を背けたまま。
「柄でもねぇことはするもんじゃねぇな」
 とつぶやいた。
「なぁウッド。ちょっと気になってたんだが」
 腕組みをしながら、ランクスが見えなくなるまで見守っていたパーンが、不意に声をかけた。
「今のウッドなら、あれを使わないってのは本当か?」
 スレインとディードリッドがはっと息を飲んで、パーンとウッド・チャックを交互に見つめる。
「ああ、本当だぜぇ」
 ウッドはこともなげに答える。
「なんたってあの程度じゃあ、おめぇらと戦うには力不足だからな。次に身に付けるとしたら、世界を支配できるぐらいの力じゃないと話しにならねぇぜ」
 三人は肩透かしをくらったようにキョトンとしていたが、やがて誰ともなく声をあげて笑い始めた。
「ウッドらしいわね」
「ええ、そうですね」
「心配するな。そのときは、オレがお前を倒しにゆく」
 ウッドはにやりと笑って。
「ああ、期待してるぜ」

   終わり




最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

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