スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロードス島戦記・英雄の仲間達4 (二次創作)

盗賊ギルドにやってきた四人はフォースの協力を得て、該当する人間の情報を集めていった。
 旧マスターの派閥で、なおかつここ数ヶ月以内に釈放されたという条件に当てはまる人間は三人しかいなかった。そこから目撃情報や近頃の動向から絞っていくと、ランクスという男が残った。
「事件に前後して、この男を見たという証言がある。まず、犯人と思って間違いないだろう」
 それからフォースはランクスの似顔絵を持ってくるように部下に指示する。
「事件って?」
「子供の誘拐だ。ここ連続で三人」
「それって・・・」
 ウッド・チャックから杖の開放方法を聞いていた一行は顔を見合わせた。
 スレインにはこのランクスという男が視野狭窄に陥っているように思えた。牢に入っていた長い時間、そして偉大な計画に携わっているという安心感、それをなくした喪失感。理不尽なことに対する怒り。そういった物が混じって、復讐という行為に走ったのだろう。
 それは復讐がしたいというよりも、無理にでもすべきことを求めた結果のように思えた。
 そして、少しづつ冷静になって行ってるように見える。あるいは、迷いがあるのか。わざわざ日数をかけて誘拐しているというのは、迷いがある証拠だと思えた。そもそも、杖と契約を結ぶだけなら誘拐する必要はない。
「どうする?その男を取り押さえるか?」
「力で挑むのはまずいでしょう、下手に追い詰めれば見境が無くなるかもしれません。ここは、誰かが説得に行くべきでしょうね」
 しばらくの間視線が交錯し、最後にスレインに集まる。
「私には無理ですよ。それよりもっと適切な人がいますよ」
 次の瞬間、その場にいた全員がウッド・チャックへと顔を向けた。
「ウッド、あなたです」
「オレが?」
 ウッドは怪訝そうに眉をひそめた。
「本当は最初からそのつもりだったんじゃないですか?わざわざあの遺跡を調べていた事からして」
 ウッドはそれには答えなかった。
「そうだな、オレもこれはウッドが適任だと思うよ。頼めるか?」 パーンがスレインに追随する。
 ディードリッドとフォースは無言だったが、パーンの言葉に同意しているようだった。
 ウッドはあさっての方を向いた後、
「けっ。言っておくが、説得じゃなくてちょいと話をしてくるだけだからな。失敗したときの準備はしておけよ」

コメントの投稿

非公開コメント

フリーエリア
リンクフリー&相互リンク募集中!
メッセージは、コメント、拍手からどうぞ~

FC2ブログランキングに参加してます。

GBRに参加しています。

アルテイル・攻略ブログ
最新記事
リンク
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。